小児科・NICU・GCUのリアル
小児科・NICU・GCUの看護
小児科は新生児から15歳くらいまでの乳児・幼児・学童生徒が対象です。病院によっては、18歳まで対象となることもあります。
小児科(内科系)と小児外科に分かれている病院もありますが、基本的にはどんな疾病でも治療にあたります。
NICU(新生児集中治療室)・GCUは低出生体重児(未熟児)や先天性の疾病を抱える新生児に集中的な治療とケアを行うユニットです。その看護師には急性期看護の知識、技術と、新生児看護に関する深い専門性が求められます。
小児科は発育途上の子どもですので、大人とは違った看護の注意点があります。思春期のデリケートな心の年代にあった精神的なケアが必要です。保護者代わりや先生の代わりとなる役割を果たす必要があるので、保護者との関わり合いもとても大切になります。
「小児救急看護」の認定看護師、「小児看護」の専門看護師があるので、スペシャリストを目指すとより深い診療科になると思います。
<勉強すること>
発達段階、小児用の薬剤や量の管理、保護者との関わり方、小児への接し方
<検査>
身体発育評価、精神運動発達評価、発達検査、血液検査、X線検査、エコー検査
<管理・処置>
採血、授乳、沐浴、清拭、体重測定、管理、呼吸管理、点滴管理、栄養管理、ファミリーケア
公開日:
最終更新日:2015/03/29