内科病棟のリアル
内科病棟の看護
内科病棟は、手術を伴わない薬剤治療や内視鏡による治療、生活指導などの治療の中心となっていきます。
内科の中でも消化器内科、呼吸器内科などに細かく分かれていますが、内科を総合的に扱う一般内科を設置する病院もあります。主な疾患は呼吸器、消化器、循環器の内臓系疾患を広く含みます。内科診療で特に多いのが糖尿病と癌になります。
内科は急性期、回復期、慢性期、ターミナル期など患者にあった時期があり、知識、技術を網羅して個別対応が求められる現場もあります。更に退院後の在宅ケアに向けての支援、チーム医療、メンタルケアなども併せて行っていきます。
内科疾患で多い疾患に癌と糖尿病がありますが、認定看護師に「癌性疼痛看護」「癌化学療法看護」、専門看護師に「癌看護」があるため専門性も培うことができます。また、糖尿病については認定看護師に「糖尿病看護」、専門看護師に「慢性疾患看護」の分野もあります。
<勉強すること>
化学療法、糖尿病血糖コントロール、疼痛コントロール、内視鏡治療
<検査>
CT、MRI、X線、胃カメラ、ERCP、腹部エコー、TAE
<管理・処置>
清拭・入浴介助などの清潔ケア、化学療法、服薬・生活指導
公開日:
最終更新日:2015/03/29