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皮膚科のリアル

皮膚科の看護

皮膚科はその名の通り、皮膚に関する疾病を専門的に治療する診療科になります。主な疾患は化膿やできもの、湿疹、かぶれ、やけど、炎症をはじめ、全身性疾患の症状が皮膚にあらわれた症状、褥瘡、アトピー性皮膚炎、皮膚癌などさまざまです。比較的命に関わることも少なく、急変などもあまりない病棟になります。患者は乳児から高齢者まで幅広い層の患者が入院しています。

皮膚病は肉眼での観察や視診、触診、検体採取などで診断します。看護師の仕事は清潔ケアや軟膏などの薬剤塗布が大部分になりますが、意外と専門性をもっている診療科になります。

皮膚疾患は、糖尿病や癌、消化器系・循環器系・腎臓系などの全身性疾患の症状が皮膚にあらわれることがあるので、それぞれの知識が問われます。皮膚科の看護師が各病棟や在宅ケアに携わることもあるので、褥瘡予防やスキンケアを指導業務も病院によってあります。

創傷、熱傷、アトピー、HIV、性感染症など、疾患別に専門性を追求すればさらに深い診療科になるでしょう。

<勉強すること>

皮膚疾患各種、褥瘡、内服療法、外用療法(軟膏療法)、光線療法(赤外線・紫外線)、レーザー療法

<検査>

貼付試験(パッチテスト)、光線過敏症検査、生検

<管理・処置>

患者指導、精神面のサポート、ガーゼ交換、罨法

 

公開日:
最終更新日:2014/05/10