オペ室ナースの看護師あるある

オペ室ナース（看護師あるある）

手術室は、病棟と違い特殊な看護技術が要求されます。

病棟に配属された同期たちには通じないかもしれないが、手術室にもちゃんとあるある話があるんです！！

まず、新人だった時、今まで看護学校で習ってきた事が手術室では通用しない事に気づく

（そもそも麻酔や器械や術式なんて、こんなの看護学校で習ってないし！！学校の教科書だけじゃダメだ。とりあえず参考書買いに行かねばっ）

そして、明日にある手術の勉強は必ずして、先輩のどんな質問にも答えられる体制をとる

（明日の勉強しない＝自分の死「先輩からの質問攻め」を意味する）

手術室では、マスクが必須！マスク美人の先輩が素敵！外した時のギャップもしばしば

（オペ看は目力が命！他はどうでも良いがアイメイクだけには時間をかける）

そして、病棟からの申し送り

患者「私は、まな板の上の鯉だから・・」

（このくだりは毎日聞いてます）

体重100キロ以上などの巨体は、前日から騒ぎが起きるほど大変です

（痩せていただきたい・・移動時や脂肪の厚みが手術に影響します）

そして、麻酔導入時に意識朦朧として衝撃発言をする患者

（えっ。こんなキャラだったの！？）

患者の全身麻酔がかかった瞬間に態度が豹変する先輩ナース

（麻酔がかかればこっちのもんかっ）

そして、バルーンを素早く入れる技術が日々磨かれていく

（いかに早く入れるかがポイント）

看「〇〇先生は、7号ですね！」

（それぞれの医者の手袋サイズは暗記している）

いつもボソボソ話す医者が、マスクして更に聞き取りにくい。

聞き返すがわからない。とりあえず分雰囲気で受け流す。

医者「だからさっき言ったじゃん！」と怒られる。

（だから聞き取れないから！）

ちらっちらっ、医者のオペ着から出てる胸毛が気になる

（気持ち悪っ・・・）

あの物品が必要！外回りに頼みたいけど・・いない。麻酔科に頼もうかな・・・寝てる。

（頼むよ外回り！そして麻酔科仕事しろ！）

ずっと立ちっぱなしの器械出し。一歩も動かないため足の感覚がなくなる。

（弾性ストッキング必須！時々くっしん！）

やっと長いがオペ終了。カウントするか・・あれ？足りない！閉創時には合ってたのに！！

手が開いているスタッフ全員出動。そして、ゴミ全部広げ大捜索（汗

（セッシ、ガーゼなどオペ物品のカウントが合わなかった時の冷や汗感）

そして、オペ室ナースは帽子やマスクを外した状態では、医者に気づいてもらえません。

ホントに病棟の同期と会っても、話が全然分かリません。

だけど、オペ室ナースも立派な看護のお仕事なんです。

待機の電話が鳴らないのを日々祈ります。